今シーズンの冬は寒さが厳しいです。
昨年の12月から今シーズンは寒い日が多いと感じており、実際どのくらい低いのか気温を調べてみました。12月の比較になるのですが、結果は以下のようになっています。
- 今シーズン2020年12月
平均気温 5.6℃ 平均最低気温0.1℃ 月最低気温-4.3℃
- 昨シーズン2019年12月
平均気温 6.5℃ 平均最低気温1.7℃ 月最低気温-2.6℃
体感通りの結果です。全体的に1~2℃低いような感じでしょうか。
この寒さのせいなのかどうなのか、畑の野菜にも大きな影響が出ています。
例えば大根。冒頭の写真が現在の大根です。昨年は豊作で立派な大根が収穫できたのですが、、今年は葉が枯れてきており、太さも細いままであまり育っていません。
ワサビナも11月ころには、非常に元気でグングン育っていたのですが、年末くらいから元気がなくなり、少し心配な状態です。
冬の出荷のメインにできないかと、今シーズン挑戦していた春菊ですが、これもダメです。ビニールトンネルにビニールマルチまでしているのですが、葉が枯れてきており、ほとんど育っていません。これでは出荷はできなさそうです。春菊は冬野菜として期待していただけに、少し落ち込んでいます。
それでも、冬の寒さに耐え無事に育っている野菜もあります。タアサイやビニールトンネルをかけているキャベツは今のところ元気です。タアサイは今も適宜収穫しており美味しく食べています。キャベツもう少し暖かくなった春先に収穫の予定です。
ソラマメやエンドウも順調です。ただ、冬になる前に育ちすぎて大きくなってしまったエンドウがあったのですがそれは、枯れておりました。エンドウは20cm以下くらいの大きさで冬越しさせるのが良いです。
今シーズンは、冬の間に畑の畝を全面的に直していることもあり冬野菜の植え付けはかなり少ないのですが、かなりの野菜が寒さにやられており、ショックを受けています。
何が悪かったのか、対処法があるのかが、現時点ではピンときていません。ビニールマルチにビニールトンネルまで使っている野菜が寒さにやられているのを見ると、どうしたものかといったところです。