大根が元気に育っています。
写真は私の畑で、一番大きくなっている大根です。太さは今のところ4cmくらいでしょうか。ですがこの大根、私が撒いた大根ではありません。畑に勝手に生えてきた野良大根なのです。
といっても完全に種の出所がわからず唐突に生えてきたというわけでもありません。昨年蒔いた大根の花が春に咲き、いくつかそのままにしておいたのですが、どうやらそこからこぼれた種から発芽したようなのです。
そんな種なのに、もしかしたら、そんな種だからこそ、私がこの秋に蒔いた大根よりも現在のところ大きくなっています。畑の状況はどちらも変わらないので、種を蒔いた時期の違いが出ているのでしょうか。
私が蒔く際も時期を見計らって播いているつもりなのですが、この野良大根はそれよりも良い時期に発芽したということなのでしょうか。種は自分が発芽する時期を分かっているようで、自然の凄さを思い知ります。
このことをもう少し進めて考えれば、私が種を蒔く場合も時期を早めに蒔く分には問題が無い可能性もあります。早めに蒔いておけば、適した時期に種が発芽してくれそうです。しかし、畑の地面にあり四季を感じていた種と、冷蔵庫から出してすぐに土に埋めた種が同じように適した発芽するかという疑問もあります。種蒔きは奥が深いものです。
♠♠♠二十四節気と七十二候♠♠♠
二十四節気・・・霜降(そうこう):朝夕にぐっと冷え込み、霜が降りるころのこと。
七十二候・・・楓蔦黄なり(もみじつたきなり):紅葉や蔦が色づくころ。(末候)(新暦では、およそ11月2日~11月6日ごろ)