今シーズン収穫した大豆の脱粒・選別作業をしました。
大豆を収穫したのは、だ12月頃だったと思うのですが、大豆を鞘から取り出したり選別したりといった作業は、いつも1月頃に行っています。1~2月は、生き物全般の動きがノンビリしていますので、一番時間がある季節です。
さて、今シーズンは8m×1.2mの畝に大豆を蒔きました。収穫し悪い豆を取り除いた量はたったの90gでした。写真に写っているので全てです。不作といって良いでしょう。畑に大豆が植わっている段階で、実付きが悪いことは明らかだったのですが実際に計量してみて、やはりといった具合です。
前シーズンは、大豆を植え付けた面積はメモしてなかったのですが、収穫量は480gでしたので、それに比べても悲しい収穫量です。
前シーズン大豆の蒔き時を色々変え実験し、今シーズンはその結果をもとに一番良いときに沢山蒔いたのですが、この結果となり悲しい限りです。
以前研修をしていた有機農家では、大豆を蒔いたら特段世話をせずとも、それなりの量がとれていたので、大豆は比較的簡単なイメージがあったのですが、無肥料だと難しくなるのか、その土地その土地にあった大豆を選ばないといけないのか、なかなか難しいです。
昨シーズンは480gのうち3分の2程度で味噌を作り、残りは種にしました。昨年11月頃に味噌も無事完成し、今シーズンもと思っていたのですが、これでは種としてとっておくだけで精一杯です。
大豆を安定して作れれば、日本人にかかせない味噌や醤油が作れるので是非ともがんばりたいところです。
種取りも今回で3年か4年目くらいだと思うので、そろそろ種もここの土地にあったものに変わってきそうです。そういう意味では、次シーズンの大豆の育ち具合がどう変わるか、楽しみにしたいところです。