便利な資材、不織布です。
今年の春・夏野菜はビニールマルチを使うことにより、昨年よりもかなり上手く野菜を育てることができました。秋・冬野菜にもビニールマルチは使っているのですがそれに加えて、今年は不織布を積極的に使うようにしました。
今回は、種蒔きや苗を定植したあとには、ほぼ全て不織布をかけています。
不織布の効果としては、保温・保水・虫よけ、といったものがあります。秋から冬にかけてのこの時期は、虫はそれほど活発ではないので、主に期待しているのは保温と保水、特に保温です。
野菜の種類にもよりますが、15~25℃くらいの温度が野菜が良く育つ温度です。今の季節、最低気温は15℃を下回ってくるようになっているので、不織布を使い温度を保つのはかなり効果的になります。
また不織布は、ビニールトンネルや防虫ネットに比べて、軽く値段も安いので、とても使いやすいところも素晴らしいです。
春先に不織布の有無で、生育度合いが全く違うことは既に確認しているのですが、具体的に地温はどのくらい変わるのか、一度実験してみたいとも考えています。
♠♠♠二十四節気と七十二候♠♠♠
二十四節気・・・霜降(そうこう):朝夕にぐっと冷え込み、霜が降りるころのこと。
七十二候・・・霜始めて降る(しもはじめてふる):霜が初めて降りるころ。(初候)(新暦では、およそ10月23日~10月27日ごろ)