私の栽培方法を説明するにあたり、「歩屋(あゆみや)」という会社について説明しなければなりません。
歩屋さんの簡単な会社情報は以下の通りです。
- 代表 横内 猛(よこうち たけし)さん
- 設立 平成19年
- 資本金 50万円
- 従業員 6人
- 所在地 千葉県我孫子市
何故この会社が私の栽培方法に関係するかお話しします。
私が行っている栽培方法は、Halu(ハル)農法というものなのですが、これは歩屋さんが特許を取得した農法なのです。
Halu農法は、無肥料・無農薬で行う農法です。Haluはアイヌ語の「自然からの恵みの食べ物」という言葉に由来しています。(Halu農法についての説明はまた後日書きたいと思います。)
このHalu農法を開発した方は、歩屋代表の横内さんです。横内さんは安心して食べられる野菜を生産するためにHalu農法を広げようとしており、そのために歩屋を設立しました。歩屋さんは、この農法で野菜を作る提携農場を募集しており、そこに私が参加しているという関係になります。
横内さんとは、私の一年間の有機農家での研修が始まる以前から、畑等を見学させてもらい連絡をとっていました。そしてこの4月、研修が終わった私が農家を目指すにあたり、提携農場として協力することになりました。
私が提携農場として、協力したいと思ったのはHalu農法が興味深いと思ったことも勿論ありますが、歩屋さんのミッション(目指す目標)に共感した為です。それは以下のようなものです。(歩屋さんのウェブサイトより引用)
【歩屋のミッション】
- 安心して食べられる農産物を、世界中のすべての人に、いつでも、どこでも、安価に、不足なく、提供すること。
- 高齢者や障害者を含め、あらゆる人が生涯現役で働ける職場をつくること。
- 世界中の貧困を解消し、戦争のない平和な社会をつくること。
- 砂漠を耕作地に変え、生態系を豊かにし、人と自然の調和を目指すこと。
どれも、実現はなかなかに難しいものですが、Halu農法は無肥料・無農薬という低コストで野菜を作れる可能性を秘めていますので、これらのミッションを達成するのは、決して不可能ではないと思います。
直近の目標としては、東京オリンピックの選手村に野菜を出荷することだそうです。
歩屋さんのウェブサイトとブログへのリンクも作っておきました、是非ともご覧になってみてください。
さて、今の季節は?
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二十四節気・・・芒種(ぼうしゅ):稲や麦など穂の出る植物の種を蒔くころのこと。稲の穂先にある針のような突起を、芒(のぎ)といいます。(前回と同じ)
七十二候・・・腐草蛍と為る。(ふそうほたるとなる):蛍が明かりをともし、飛びかうころ。昔の人は腐った草が蛍に生まれ変わると信じたそう。(次候)(新暦では、およそ6月10日~6月15日ごろ)
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最近は蛍を見てないです。私の地元にも、少しだけ見ることができる川があったのですが今はどうでしょうか。今年は見にいってみたいです。