今回は農作業についてです。
(写真は収穫直前の小麦です。)
野菜によって細かいところは変わるのですが、大まかに次のような流れになります。
畑に肥料・堆肥まき → 耕す
→ 畝をつくる・マルチを張る → 定植・種まき
→ パオパオ等をかける → 雑草とり
→ 追肥 → 収穫
→ パオパオ・マルチの撤去 → 耕す
→ 最初に戻る(肥料・堆肥まき)
それぞれについて、簡単に説明します。
肥料・堆肥まき:豚ぷん堆肥と鶏糞肥料を畑まきます。
トラクターで耕す:肥料・堆肥ごと耕します。トラクターを使う為、安全の為研修生は行いません。
畝をつくる・マルチを張る:マルチとは薄いビニールシートのことです。雑草が生えるのを抑制したり、地面の温度を保ったりする効果があります。マルチャーというマルチを張る機械を使うと、畝を作りながら、マルチを張ることができます。
定植・種まき:マルチを張ったところに穴をあけ(もとから穴が開いているマルチもあります。)そこに、苗を定植したり、種をまいたりします。
パオパオ等をかける:保温、虫除け等のために、パオパオと呼ばれる布をかけます。パオパオの他にも、畝の上にかけるものは何種類かあり、季節や状況によって使い分けます。
雑草とり:定植後状況を見て、野菜が雑草に埋もれないように、除草を行います。
追肥:必要なら肥料の追加を行います。
収穫:一番の楽しみです。
パオパオ・マルチの撤去:収穫が終わったら、次の定植に向けての片付け作業です。雑草が生い茂って根が張っているため、マルチを剥がす作業はなかなか大変です。
耕す:取り残した雑草等もまとめて、トラクターで耕して、土に漉き込んでしまいます。
ざっとこんな感じでしょうか。こういった作業を、天気や気温やその他諸々を考慮し行います。
しかし、先日書いた出荷作業もやらなければならず、なかなか計画通りに進まないのが実際のところです。
以上、農家の日課農作業でした。