2年目の畑の状況

野菜に元気がありません。

8月もそろそろ終わりになり、夏野菜の季節も過ぎようかというところですが、私の畑の野菜は元気がありません。

写真にあるのはトマトです。高さは1m程度で花は咲きはするのですが、実は付けません。私の見立てでは、栄養不足です。しっかり肥料を入れていた私が研修していた農家の畑のトマトは、高さだけでも2m近くになっていました。それと比べると明らかに小さいです。

私は、無農薬・無肥料による野菜栽培に取り組んでいます。無農薬栽培は良く効きますが、無肥料栽培は珍しいと思います。いわゆる自然農法というものです。この無肥料栽培にも色々方法があり、化学肥料は使わないというものや、畑に生える雑草を土に漉き込んで肥料にする等々、実践する人によるさまざまです。

私が挑戦しているのは、化学肥料は勿論、枯れ草等も出来るだけ畑に入れないようにするという方法です。詳しくはこの方法を広めようとしている、「歩屋」さんのサイトをご覧ください。簡単に言うと、畑に微生物を増やしてそれにより野菜に栄養を供給しようというものです。

微生物が十分に増えるまでに2~3年かかると考えています。昨年から微生物が増えやすいような形に畑の造成を始め、今年は去年よりは良い野菜がとれるかと少しは期待していたのですが、どうも上手くいきません。

例えばトマトで考えると、昨年は赤く熟しはしないまでも実は付いたのですが、今年は花が咲くばかりで実が付きません。私が感じているイメージは、「昨年は元から畑にあった栄養でなんとか実は付いたけれども、今年はその栄養が無くなり、実も付かなくなってしまった。」というものです。

同じような現象が、トマトだけでなくスイカにも出ています。こちらも、昨年は小さいながらも実がついたのですが、今年はこの時期でもまだこの写真の程度、大きさ10mc程度でしょうか。今年のスイカは食べられなさそうです。

以上が私の畑の今年の状態です。「1年目に比べて2年目はどうなるか!」と期待していただけに、残念ではあるのですが焦りすぎても仕方ありません。無肥料で野菜を作ることができれば、夢は広がります。これかもじっくり畑の状態を観察していきたいと思います。

 

♠♠♠二十四節気と七十二候♠♠♠
二十四節気・・・処暑(しょしょ):暑さが少しやわらぐころのこと。
七十二候・・・天地始めて粛し(てんちはじめてさむし):ようやく暑さが収まりはじめるころ。(次候)(新暦では、およそ8月28日~9月1日ごろ)

 

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