日光温室

日光温室というものをご存知でしょうか。

春に向けて、サツマイモの苗を自分で作りたいと思っているのですが、そのためには温室が必要となります。

自作の簡単な温室を作ろうと色々とやり方を探している中で、「日光温室」というものを知りました。これは中国で使われている温室で、北側・西側・東側を土またはコンクリートといった断熱材で囲い、太陽光が南側から入るようにします。さらに、北側の壁に蓄熱材(例えば水)を設置し、太陽の熱を蓄熱しておき、それにより温室内の温度を保ちます。

日光温室(農林水産省より)

電気や石油といったもので動く熱源を全く使わずに日光だけで、外気が0℃に達する場合でも、晴天であれば施設内は25℃程度に保つことが可能なんだそうです。

有機農家では、温室を作る際には「踏込み温床」といって、木の葉等を米ぬかで発酵させ、その熱で室温を維持することが多いです。発酵したものはその後、堆肥等に使用できるので無駄がないのですが、私の場合は無肥料に挑戦しているわけですので、有効利用の方法が思いつきませんでした。ですので、この日光だけで温度が維持できるという日光温室に興味があるわけです。

畑に小さい温室を作り実験しようと計画しているところです。

 

さて、今の季節は?

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二十四節気・・・雨水(うすい):降る雪が雨へと変わり、氷が解け出すころのこと。(前回と同じ)

七十二候・・・霞始めて靆く。(かすみはじめてたなびく):春霞がたなびき、山野の情景に趣きが加わるころ。(次候)(新暦では、およそ2月24日~2月28日ごろ)

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前回の記事で、「最近暖かくなってきたようで春を感じる。」というようなことを書いた途端、いきなり寒くなってきてしまった今日この頃です。3、4日前には雪がちらつきました。きっとこれが、三寒四温といったことなのでしょう。

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