トマトの種取り

研修先の方針は、「苗は買わずに種から作る。種もできるだけ自家採取」です。

ということで、今回はトマトの種取りを行いました。

種取りは研修を始めてから、今回が初めてです。

まずは、美味しそうなトマトをいくつか選びます。このときに、一つだけ、形が悪いトマトを選んでおきます。良いトマトだけで種取りをするよりも、規格外の種を混ぜることにより、生命力が強くなります。

トマトを選んだら、適当な大きさに切り、ボウル等に入れて潰します。

このまま、23日放置すると、発酵してきて表面が白くなってくるので、こうなったら水洗いし種以外の余分な部分を洗い流します。

発酵したトマト
発酵したトマト

最後に、乾燥させたら種取り完了です。

発酵させることによって、ゼリー状の部分から種が離れやすくなり、また種由来の病気を防ぐことができます。

毎年種取りをしていると、その地域の気候に合った野菜になってくるそうです。

今後、トマト以外にも色々な野菜の種取りをするそうです。

種を取って、種をまいて、苗を作って、収穫して、また種をとる。野菜作りの醍醐味です!

今回取った、トマトの種をまくのは、冬が終わった頃になるでしょうか。

自分でとった種から、またトマトを収穫する、考えただけでわくわくします。

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